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2015.03.22

伝えいたいことを「楽しむ」力

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皆さんは、2月のグラミー賞、アカデミー賞をご覧になったでしょうか?

各賞をとった方々の言葉が次の日にニュースでとりあげられたり、毎年話題になります。

 

生放送の中で、言葉にならない感動と感激の中、限られた時間の中でまとめなけばならない感謝の意。

もちろん感動のあまりうまく話せない方もいらっしゃいますが、

印象に残る素晴らしいスピーチをする方々の能力は、見ている人をよりいっそう虜にします。

 

受賞者の方々もそうですか、プレゼンターの方々も含め、

スピーチ力、プレゼンテーション力というのは
生まれもったものなのでしょうか?

 

アップルの創業者、スティーブジョブズがプレゼンテーションの前に

圧倒的な用意と練習をすることは有名な話です。

 

練習は、自分に自信を与えてくれますが、緊張しきった状態では練習の成果を発揮できない場合もあります。

 

人前で話すというのは、特別な空気があり、いくら手のひらに『人』という字を書いて、のみ込んでも、どうにかなるものではありません。

 

ハリウッドスター、スティーブジョブズ、政治家、影響力のある人達は、

才能や練習だけによるものではなく、それに伴う『場をこなしている数』、

つまり経験が大切になってくると私は信じてきました。

 

才能、練習、経験の3つが備わってこそ

素晴らしいスピーチ、プレゼンテーションが人の心を揺さぶらすものであると。

 

2012年、TEDxOsakaで山本恭輔さんという14歳の少年が登壇者8人の中で

唯一観客からスタンディングオベーションを受けます。

 

彼は、人前で話すことが苦手であり、練習期間はたったの三日(それも、英語です)、

14歳の歳ということを考えても経験値がそれほどあるとは言えません。

 

「楽しむ」力ですね。

 

伝えたいことをいかに楽しんで伝えられるか。

才能や練習、経験が一切必要でなはいわけではないですが、

人の心を動かすスピーチやプレゼンテーションには魂が込められてるということはもちろん、

その状況を楽しむことが一番大切なのではないかということをを教えていただきました。

 

私達大人は若者達が彼らの魂を、楽しんで伝えられる環境を作っていかなければならないですね。

 

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