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岡本 隆宏Okamon

2017.04.21

実は参考になる、楽天市場の長ったらしい商品ページ。

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日本でECを広めた楽天市場。

2000年初頭はYahoo!ショッピングやAmazonなどと比べても無敵だったんじゃないでしょうか。その当時から今でも続く商品ページの作成手法として、「どこまでスクロールが必要なの?」と毛嫌いする人も多い、長いページ。

現在は時代の流れや手法の違いでそんな商品ページは減ってきましたが、上手に作ってある長いページは、若いインターネット業界で約20年もの長い間揉まれ続けてきた、読めば欲しくなる流れやアピール方法が詰まっています。

特に画面最上部は一番気合を入れて作り込む箇所なので、使っている写真やキャッチコピー、またそのキャッチコピーにはベネフィットと言われる【購入者がその商品を手に入れた後のイメージ】がどのように表現されているかなど、参考になる情報が山盛りです。   そしてページ全体を大きく区切ると、順番が違う場合もありますが「起承転結」に分割でき、1ページの中で流れが構築された上で、商品のコトが全てわかる内容になっています。これを「売る商品」ではなく「WEBページで一番伝えたいコト」に置き換えれば、ECに限らず参考にすることができるので、WEBデザイナー/ディレクターに限らず、 企業のWEB担当者がWEBサイトをリニューアルする際などの構成の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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