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やまだYamada

2017.08.23

僕のヒーローアカデミア&ヒストリエ

君はヒーローになりたくないか?
そう問われたら、あなたはなんて答えるだろうか。
漫画の世界では多くのヒーローが登場する。それこそ主人公の名前がヒロと英雄の野球漫画があったくらいだ。

 

 

 

そんな中「僕のヒーローアカデミア」は、これでもかっ!という程王道ヒーロー漫画である。特殊な能力を持っていることが当たり前の世の中でなんの能力も持っていない主人公が、それでもヒーローであろうとする。この作品を読むと、「ヒーローとは何を指すのだろうか?」という疑問が湧いてくる。特殊な力を持っていることだろうか?世の中に認められていることだろうか?いや、自分の価値基準に全て殉ずることではないだろうか、そんな風に主人公を見て思う。

 

 

そんなヒーロー像とは姿を変えるが「ヒストリエ」もヒーローの話なのではないだろうか。この作品は、アレキサンダー大王の書記官にスポットライトを当てた作品であり、一般的にはヒーローの話と位置付けられることはない。ただ、僕に言わせればこれは間違いなくヒーローの話である。主人公は、今持っている全てのものを利用して目的達成を図る。いや、謀る。倫理や情というものを優先した場合には決して取り柄ない手法も目的のためには使う。彼は何が大事かを決して見失わないのである。そんな彼をヒーローと言わずしてなんというのだろうか。

 

こんな話をしていると、「あーそんな時代や世界に生まれたかったなー」とあなたは言うのかもしれない。だがちょっとまって欲しい、もしかしたら現代の日本は上記の作品の世界に負けず劣らず、いや、難易度という意味では比較にならないくらいヒーローになりやすい時代なのではないだろうか?この文章を読んでいるあなたは、日本語の読解力があり、この冊子を手に入れるだけの人のつながりもある。もし本気でヒーローになろうとするのならば、今この瞬間からなり得るのではないだろうか。

「え、こいつ何いってんの?」「どーすりゃいいのよ?」そう思うかもしれない。
答えは簡単だ。出逢えばいい。全てのエネルギーをかけても変えたい何かに。

 

「出会うまではどうすりゃいいのよ?」
これも簡単だ。牙を研いでおけばいい。

 

現代では、ビジネスという形をとってヒーローになることが多いかもしれない。その場合は、このあたりの本(※)を読んで牙を研いでおけばいい。来る日まで。楽しみである。

 

そんな感じでおあとがよろしいようで。

 

(※)以下の本

やまだは、きりくちぶろぐでもこんなことを考えています。

http://www.kirikuchi.net/

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