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武川 和憲Take

2017.09.01

31のたび日記【29/31】意外なまち・愛知県名古屋市

今日は名古屋を旅します。

が、その前に、昨日の静岡の宿のことを書いておかねばなりません。
昨日の宿は静岡県富士市にあるNASUBI Mt.Fuji Backpacakers
でした。
2年ほど前、富士宮市にある別のゲストハウスのブログを読んでいたときに、スタッフの一人が「近々開業します」と書いていたのを見て会いに行ったのですが、数日前にすでに辞めていて会えなかった、ということがありました。そのとき、オーナーに「もうすぐ富士市で始めるみたいだから行ってあげてよ」と言われ、「行きます」と返事したきりになっていました。

そのことをすっかり忘れていたのですが、今日この宿にチェックインして、裏庭で寛いでいたところ、『夜間はお静かにお願いします。オーナー カズ』と書かれた張り紙が目に入り、「あ!あの時の富士市で開業したひと!!」と思い至ったのです。 

ちょうどそのタイミングでカズさんが裏庭に出て来たので、2年前に会いに行って会えなかった旨を伝え、ひとしきり盛り上がった後、互いのふるさとの話をしました。
カズさんの出身は同じ静岡県内ですが富士市とは少し離れている御前崎市というところ。地元のことが大好きゆえに、徐々に廃れてゆくの見て「どうにかしたい」という気持ちを強く抱いていらっしゃいます。人口が多く観光客が集まりやすい富士市で集客し、それを御前崎市に流すプランを練っているそうで、「二店舗目やるなら地元に出す」とおっしゃっていました。

 

あとそう、わらしべ企画のことを。
茨城県石岡市でトレードしてもらった般若心経、あまりにコンパクト過ぎて存在感を発していなかったので、一週間もの間リュックの中で眠っていました。これを、今年の静岡の新茶と交換してもらったのですが、トレード時に撮影した写真を誤って削除してしまうという痛恨のミスをしてしまい、幻のトレードとなってしまいました。そしてそのお茶も旅の最後でひとにあげてしまったので、現在手元には何も残っていません。おそらくこれじゃなかったかなというやつの画像を一応貼っておきます。(なんなんだよって話ですが)

 

そして、本日名古屋の宿がこちら
ゲストハウスMADO
皆さん、名古屋にこんな古い街並みがあるの知ってました?

名古屋と言えば、東京、大阪に次ぐ中京地方最大の都市。完全に"街"のイメージですが、意外にも市内にこんないい雰囲気のところがあるんです。


高速道路との対比が軽くSFチック。

MADOはこの街並みに完全に溶け込んでる古民家ゲストハウスです。頭打つくらいのところに立派な梁があったりして、日本の民家を満喫することができます。

 

えー…名古屋のレポートは以上になります。

明日着る服がなかったのでどうしてもこの日洗濯したかったのですが、宿にも宿の周辺にもコインランドリーがなかったので、隣町まで1時間近く歩いてやっと洗濯。洗濯が終わるまで、注文してないのに卵サンドとコーヒーとビスケットが自動で出てくる謎システムの喫茶店でスピリッツを読んで過ごし、午前の時間を無為にしまいました。(奥三河のHoo!Hoo!とか行きたいとこが沢山あったんですが、移動時間の兼ね合いで断念しました)

さすがにこれだけではボリュームがあれなので、久しぶりにたび日記写真館を開館します。

【たび日記写真館】

気仙沼の気仙沼ホルモン。炭火で炙ったホルモンをキャベツに乗せ、ソースをかけて食べる地元のソウルフード

平泉のソウルフード・高松庵のじゃじゃ麺。同じく高松庵の暮坪そばは、美味しんぼにも登場したらしく、その界隈では有名。

甲府で食べた富士山うどん。3本のちくわが互いに支え合うことで富士山を形成している。ダシがまじで旨い。

富士市の居酒屋で食べた刺身定食。年配のご夫婦が2人でやってる店なんですが、注文が混み合っている時は殺伐としているのに、波が落ち着くと、2人でグラスを拭きながら仲良さげに冗談を言い合うという、すごくいい感じのところでした。そして、どれも引くぐらい安いのに、引くぐらい旨い。近所にあったら週2で通うレベルです。

以上です。明日はついに旅の最終日。何か劇的な出来事があるのでしょうか。ご期待ください。

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