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2015.02.15

商品・サービスの“特徴”を“ベネフィット”に変換する方法

新年明けたと思ったら、あっという間に2月!(驚)
寒さに弱い古民家オフィスの弊社ですので、私は春を本当に、本当に!待ちわびております!(切実)

それでは今回は、何を伝えるか? というお話です。
結論から言いますと、

 

あなたの商品・サービスの“特徴”しか伝えていないのでは?

 
という疑惑です(勘違いだったらスミマセン!)

“特徴”を英文にすると
“This Product is”とか、“This Product has”です。
“ベネフィット”を英文にすると
“This Product does”となります。

 

ベネフィットとは、あなたの商品やサービスを通じて得られる利点ということです。

簡単にいうと“その商品は何をしてくれるか?”です。

人は欲求を満たすベネフィットが欲しくて、モノを買います。特徴では買いません。

 

例えば、私も買いました、一昔前に発売されたデジタル音楽プレーヤー。
50ギガバイトの記憶装置が欲しかったわけではありません。
CDをたくさん持ち歩かなくてよく、わざわざ込み合った電車の中で
CDを入れ替える必要がないからです。

それでは、実際に“特徴”を“ベネフィット”に変換してみましょう。

例えば“鉛筆”を例にしてみましょう。Before/After風で行きます(笑)

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“特徴”を“ベネフィット”に変換してみましょう。

Before「木製の円柱が黒鉛の周りを覆っています。」

これが鉛筆の特徴の1つです。この特徴をベネフィットに変換します。

After「何度でも削りなおせるので、そのたびに確実に、はっきりと書くことができます。」

 

どうでしょうか?それでは2つ目の特徴です。

Before「片方には、消しゴムついています。」

この特徴を、ベネフィットに変換すると・・・

After「便利な消しゴムは、あなたの書き間違いをきれいに、素早く正してくれます。」

 

もう一つ行きましょうか。3つ目の特徴です。

Before「1ダース入りで売られています。」

この特徴も、匠(たくみ)の手にかかれば・・・

After「便利な12本入りで売っているため、もしあなたがその内の一本をなくしたとしても、いそいでお店に買いに走る必要はありません。さらに一本で買うよりお得です。」

 

といっても、いきなりベネフィットに変換しろと言われても、なかなか難しいかもしれません。そこで・・・

誰でもできる!?あなたの商品・サービスの特徴をベネフィットに変換する3ステップです。

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誰でもできる!?あなたの商品・サービスの特徴をベネフィットに変換する3ステップ

変換ステップ1 特徴をひたすら出す。

あまり深く考えないで、商品、サービスの特徴を紙にひたすら書き出します。
例えば、先ほどの鉛筆の例ですと、「木製です」等です。

変換ステップ2 その特徴がなぜ存在しているのか?

次に、書き出した商品、サービスの特徴がなぜ必要なのかを考えて書き出してみます。
例えば、先ほどの鉛筆の例ですと、「削りやすくするため、鉄だったとしたら削れない」

変換ステップ3 ベネフィットにしてみる

最後に、ベネフィットにします
「削ることで、いつでもハッキリとした文字が書ける」

ぜひ、皆さんの商品・サービスにあてはめて考えてみてください。
“ベネフィットを買い手任せ”にしなければ、もっともっと皆さんの商品・サービスを欲しがる人は、現れるのではないでしょうか?

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